あさっての方向。

今という時を生きながら本当の意味で今というものは感じられるものなのだろうか?

例えば、見た事、触れた事というのはその瞬間には過去のものになってしまうし、見よう、触ろうというのは未来の事柄なわけで。

過去の自分と未来の自分とその狭間の今の自分と、でも、もちろんその全てが自分なわけで、瞬間、瞬間のその積み重ねが今なわけで、過去は消せないし、過去が積み重なって今になり未来に繋がっていくわけで。

まぁ、別に昔が良かったとか、昔に戻りたいとかいうんでもなくて、実際今の生活はそれなりに満足しているし、もちろん、まだまだ足りてはいないというのは自覚もしているけれど・・・

でもね、本当に過去をやり直せるのならひとつだけあるんですよ。そりゃーこんなところじゃ書かないけれど。もちろん、本当に過去に戻れてそれをやり直すことができたからって今が好転するとは限らない、というよりか、その時にその選択をしたからこそ今があるのかもしれないし、やり直したことによってもっと悪くなる可能性もあるし、それはもうわからないのだけど。
3年半前、ある友人に「過去の傷は忘れたのかもしれないけど、決して癒されたわけではないよね」みたいなことを言われたことがある。そうだよ、そうなんだよ。で、今も引きずってんだ。でも、もう、今となっちゃどうしようもねぇんだ。というか、もう、どうだっていい・・・・。いや、本当はわかってんだ。でもな・・・

閑話休題

つまり、今ですよ。goo辞書によると
話し手が話をしている時点。過去と未来の間。
(1)過去と未来の境をなす瞬間。
(2)(1)の瞬間に非常に近い時。近い過去、また近い未来。
(3)過去または未来に対比させてとらえた、(1)の瞬間を含む時間帯。今日(こんにち)。このごろ。最近。現代。
とある。そもそも国語的な意味なんてものはいらないのかもしれない。




なんとなく、「今」というものを俺なりに考察してみようなんて思ったんだけど、もう、どうでもいいや、ただ、そこに存在するのみ。