10割バッター

ここのところ身近な所にいるバンドの活動休止やメンバー脱退が相次いでいるような気がします。

勿論この年齢までやっていれば色々と続けるのに困難な状況に陥ってしまい、解散するバンド、音楽から離れていってしまう友達を多く見送ってきました。

人生において音楽こそ最高と言う気は更々無いですし、続けたい気持ちはあってもどうしても続けられない事情があったり、音楽以外に本気になる事ができるのもまた然りです。

後者の場合はまた幸せな事なのかもしれませんが、失意の上で辞めざるを得ないのは非常に残念な事だと思います。

でもやっぱり辞めていく友達を見送るのは寂しい気持ちで一杯です。
近い未来でまた道が交差すればまたいいのかもしれませんが
バンドという存在は自分達がいて、見てくれて楽しんでもらえる人がいるからこそ続ける事ができているのだと思います。

どんな時でもその時の10割の力を出すぞという気概でステージの上で表現するのがバンドの務めなのではないかと思うのです。