人の優しさを改めて感じた時(大きなことから小さなことまで)

先週は多くの朝のワイドショーで秋葉原の事件ばかり取り上げていた。
つい、数日前も介護疲れから自分の妻を絞殺してしまった男性が逮捕された。
相変わらず自殺してしまう人も多いし、なんだかやり切れない世の中だななんて思わずにはいられない。


そんななか先日の秋葉原の事件です。
多くのテレビでは、事件の残虐性と犯人のことしか伝えていないけど、特ダネの小倉さん(カツラだけど)だけは、このようなコメントをしていた。

「東京のような都会では、隣に住んでいる人を知らない人が多く、他人との関わり合いをさける傾向にあるなんてことが言われてるけど、こういった事件では、普通の人の多くの人が被害者を助けようと必死になってるじゃない。まだまだ世の中は捨てたものじゃないんだよね」

確かに映像では、多くの人が救急にあたっている人が多く映っている。なんで、多くのテレビはこういったことをもっと大きく報道しないのだろうか?
確かに犯人像を探るのも、事件の検証も大事なのかもしれないけど、こういった報道も必要なのではないだろうか?

以下、食事中、若しくはアレな話しが苦手な方は読まないでね!

さて、いいですか?


と、憤ってみたところで話しはとても小さくなってしまうんだけど、俺も個人的なところで人の優しさに触れる機会があった訳ですよ。


先日バイト先の集まりで飲み会をやろうという話になって参加させてもらったわけですよ。



案の定、過剰に飲み過ぎてしまい、朝5時頃かな?一人で池袋の道端で吐いていたところ、「大丈夫ですか?」なんて声をかけてくる方がいました。
ふと見上げると30代前半の水商売の方と思しき男性です。
俺の状況が状況だし、大して返答はできなかったけど、なんとその方はわざわざ自販機でお茶を買ってきてくれたのね。
もちろん、きちんとお礼を言い、握手してお別れしたんだけど、俺は逆の立場だったら、きっと声すらかけずに立ち去るんだろうなと改めて思うと恥ずかしくなってしまいます。

こういう状況の時見ず知らずの人に声をかけることができる人は本当に素晴らしいです。
何年か前とっさの状況時に声をかけることをしていた女の子が割と身近にいたのに、自分はあまり成長できていないなと改めて自省しなくてはいけないです。