安倍晋三新内閣発足と靖国問題

これから、以下に書いていこうと思うことはあくまで自分個人の主観であり、特別な思想・信仰があるものでは無いことを初めに記しておきます。


先日安倍新内閣が発足した。
まぁ、世間では組閣人事が目新しいのが無い等の記事を読んだり、支持率が高かったりという記事を目にしたが、別に俺は政治のことをよくわからないし、人事そのものや、これからの方針についてとやかく書く気は無い。


俺がここでとりあげたいのは自民党総裁選前になにかと話題になった靖国問題についてである。


初めに靖国神社について書こうと思う。
靖国神社ホームページ(http://www.yasukuni.or.jp/

詳しくは上記ホームページを見ていただくとして、非常に簡単に説明すると「外国との戦争で日本の国を守るために、斃れた人達を祀ることになった神社(上記ホームページ、靖国神社概要より引用)」である。

世論では、一国の首相が靖国神社を参拝すべきより参拝すべきでは無いとの見方が強い(西日本新聞http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060927/20060927_014.shtml)より)が、俺はすべき、すべきではないではなく、別にしてもいいんではないかと思う。

安倍氏の「戦没者のために手を合わせ、冥福を祈り、尊崇の念を表する気持ちは持ち続けたい」との言葉通り当時命をかけて戦っていた若者を参ること自体に何人も苦言を呈すことはできないのではないか。


もちろん俺は戦争なんてものは2度とやってはいけないと思う。それだって、戦争そのものを体験したことがない俺にとっては、「人を殺したり、人に殺されたりするのはなんだかいやだなぁ」程度の気持ちなのだが。

確かにアジア諸国をはじめとした諸外国には甚大なる迷惑をかけたことは否めない。
靖国神社にはいわゆるA級戦犯といった、指導者であり戦死者以外である14名が合祀されているが(1978年)、合祀されている多くの方々は、本当に家族を守りたい、日本を守りたいという純粋な気持ちでいたのであろうし、繰り返しになるがそういった方々を参ることのなにが悪いのであろうか。